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種別 所属 分野 研究者 共同研究者 タイトル 雑誌名 発表会名 巻(号) ページ 年 執筆 大学病院 総合 中澤靖夫 診療放射線技師 画像診断機器ガイド<改訂版> メジカルビュー社 2009
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密封小線源治療 ステージA,Bの限局した前立腺癌はI-125(施設によってはIr-192)を用いた密封小線源治療による根治的放射線治療の適応です。前立腺全摘術も同等の治癒率で治療法選択は患者にゆだねられます。 ①腔内照射の行われる疾患~子宮頸癌、子宮体癌、食道癌、胆道癌、上咽頭痛、肺癌。気管支癌などによる気道閉塞(気管内照射) ②組織内照射の行われる疾患~舌癌その他の頭頚部癌、乳癌、子宮頸癌、前立腺癌
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INDEX 放射線量について (自然から日常的に受けている放射線) ツイート 2013.1.15 更新 関連: カラダ:低線量被ばくと健康(ガン・白血病) 日本の環境放射能と放射線 http //www.kankyo-hoshano.go.jp/kl_db/servlet/com_s_index 放射線量マップ・放射線量の推移 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/106.html Sv (シーベルト)という単位 放射線被曝による人体への影響を表す単位です。 1mSv(ミリシーベルト)は、【1シーベルトの1/1000(千分の一)】 ※mはミリ。ミリは1/1000という意味 ベクレルとシーベルトの単位の関係性についてくわしくは http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/116.html 人工放射線は自然放射線と違う? 影響に違いはありません。 よくある誤解ですが「自然放射線と人工の放射線は人体に与える影響は違う」ということはありません。同じ種類の放射線(α線、β線、γ線、中性子線etc)なら人間の細胞が自然・人工を見分けることはありません。 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/48.html 人間が自然から受ける放射線 (外部被曝+内部被曝の総量) 実際に日本人の(事故前から)自然に生活の中で(外部・内部)被曝していました。 自然に放射線を受ける量(年間実効線量)の世界平均は2.4mSv/year。 日本での自然放射線量の総量は2.09mSv/年 (以下は内訳) ・外部被曝:宇宙からの放射線 0.3mSv/年 ・外部被曝:大地からの放射線 0.33mSv/年 ・内部被曝:吸入被曝(大気中のラドンなど)0.48mSv/年 ・内部被曝:食品から摂取する自然由来の放射性物質 0.98mSv/年 (ポロニウム210, カリウム40など) 1.5mSv/年なのか2.1mSv/年なのか ※日本の自然放射線量はつい最近まで1.5mSv/年とされていたが、食品中の放射性物質ポロニウム210からの線量も少なくないことがわかり約2.1mSvとされるようになった。 参考:「自然放射線による国民 1 人当たりの年間実効線量」、「新版・生活環境放射線(国民線量の算定)」(原子力安全研究協会、2011 年 12 月) http //icchou20.blog94.fc2.com/blog-entry-254.html http //www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/rbb20130109.pdf の58ページ 外部被曝 体の外から放射線を浴びること 宇宙からの放射線は約0.3mSv/年 地球上で生活している限り宇宙からの放射線を浴びることになります。 海外旅行などで航空機を利用すると、1万メートル以上の上空を飛ぶので地上よりも多くの宇宙からの放射線を浴びることになります。欧米諸国の国際線乗務員は年間5~6mSvの放射線を浴びと言われています。 http //www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/030170.html 大地からの放射線も約0.3mSv/年 日本の平均値は0.33mSv/年ですが、これも西日本の方が地質的にやや比較的高線量になることが多く、地域によってバラつきがあります。 世界には特に高線量な場所が点在しており、中には約100mSvを超える地点もあります。日本より数倍の高線量を記録する場所での健康調査がありますが特にその場所でガンなどの増加は見られていないようです。 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/120.html 内部被曝 食事などをして、体の中から放射線を浴びること ラドンなどの吸入で0.48mSv、内部被曝 大地から微量に放出されるガスにより、呼吸で内部被曝しています。 食品で摂取する放射性カリウムで約1mSv、内部被曝 体に必要な元素であるカリウムの中にはカリウム40が含まれている。さらにポロニウム210からの内部被曝も少なくないことがわかってきている。これを総計すると約1mSv。 で、現在の規制値ギリギリの米を食べるとどうなるの? 答え:精米したら約0.07mSv セシウムが500Bq/kgの玄米を精米せずに毎日一日2合食べたとしても約1mSv 現在の規制値100Bq/kgの米を精米した状態で毎日一日2合食べると、、約0.07mSv http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/117.html 文部科学省 放射線等に関する副読本 (参考資料 http //www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2011/11/04/1313005_10_1.pdf 日本の自然放射線量 http //www.geosociety.jp/hazard/content0058.html#map 自然被曝の欧州各国比較と日本平均・世界平均 (Togetter) 自然被曝の各国比較がまとめられています。2014-03-08 http //togetter.com/li/361794 (以下:内容についてのコメント引用) 自然被曝線量/年の値について、日本平均、世界平均、欧州各国比較のデータを紹介した。 欧州各国比較は、1992年の論文のデータ(自然被曝4成分の合計値のみ)。日本平均は2011年12月の改訂版(自然被曝4成分の内訳あり)。世界平均は2008年UNSCEAR(国連科学委員会)のデータ(自然被曝4成分の内訳あり)。それぞれの出典資料は下記個別の記事を参照。 世界の【大地からの】自然放射線量 人間は大地から放射線を受けています。 地域によって比較的高い場所があります。イランのラムサールでは年間平均で10.2mSvを大地から放射線を受けることになります。 http //www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-01-05-04 http //www.taishitsu.or.jp/genshiryoku/gen-1/1-ko-shizen-2.html 世界の高自然放射線地域における大地放射線量(mSv/年) 地域 平均値 最高値 ラムサール(イラン) 10.2 260 ガラパリ(ブラジル) 5.5 35 ケララ(インド) 3.8 35 陽江(中国) 3.5 5.4 香港(中国) 0.67 1.0 日本 0.43 1.26 (備考)日本でも西日本のほうが(大地からの)自然放射線量は若干高めです。石造りの建物は、石からの放射線を受けることになり外部被曝の量が高くなります。マンションやビルのコンクリートからも放射線は出ていますので(もちろん健康に影響はない程度の少ない量ですが)外部被曝しているということになります。 線量詳細モニタリング 2012.2.24 環境省 "放射性物質汚染対処特措法に基づき国が除染を実施する地域における詳細モニタリングについて(中間報告)(お知らせ)" http //www.env.go.jp/press/press.php?serial=14870 最大値は双葉町大字山田の89.9μSv/h。(地図を見ると結構濃度にバラつきがあるのがわかる) 福島県放射能測定マップ http //fukushima-radioactivity.jp/ 福島県内市町村独自調査測定マップ http //fukushima-radioactivity.jp/org-mapsearch.php 世界放射線量測定マップ http //fukushima-radioactivity.jp/world-mapsearch.php 2011.10.5 http //fukushima-radioactivity.jp/ 飯舘村長泥コミュニティセンター:7.96μSv/h→69.7mSv/年 日常生活と放射線 http //radiation.goo.ne.jp/1303577_6_2.pdf 注:1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト μ(マイクロ)は基礎となる単位に対して100万分の1。m(ミリ)は1000分の1。 わかりやすい自然放射線の内訳(イラスト) その他詳しい資料へのリンクなど radmonitor311 放射線量モニターデータまとめページ https //sites.google.com/site/radmonitor311/home#11 https //sites.google.com/site/radmonitor311/ このサイトの使い方 ある地域の放射線量が知りたい 1.1 放射線量観測データ(可視化済み) 放射能や原子炉について知りたい 2. 放射線・放射能についての基礎知識
https://w.atwiki.jp/okamemo/pages/34.html
ようこそ「日本の環境放射能と放射線」へ 宇宙線 環境中性子
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/711.html
B 電離放射線 小項目 種類,発生装置,相互作用,線質,放射性同位元素,崩壊形式
https://w.atwiki.jp/fumixc/pages/99.html
イオン化放射線 ionizing radiation 原子または分子をイオン化するに足りるだけのエネルギーをもっている放射線 をいう。
https://w.atwiki.jp/vet-text/pages/25.html
小動物の臨床X線診断 Radiographic Interpretation for Small Animal Clinician 著者 菅沼常徳監訳 Jerry M. Owens et al. 出版社 インターズー Blackwell Publishing 価格 ¥14910 コメント よく見られるX線写真をイラストにした本。初めての読影を学ぶには良いかと思います。 しかし、イラストのみで写真がないこと、イヌネコに限られていること、放射線物理学に関する記述があまりないこと、などが欠点です。あくまで入門書として読むのが良いかと思います。(管理人) Textbook of Veterinary Diagnostic Radiology 著者 Donald E. Thrall 出版社 Saunders 価格 $109.00 コメント 獣医放射線診断のスタンダードな教科書。amazonでの評価も高く、Pennsylvania大学の教科書リストにも挙げられています。大動物、小動物ともに写真入りで、自分の理解度を測れる問題もついています。 残念ながら、管理人はあまり読んだことがないのですが、じっくりと読めばかなりの知識が得られそうな内容でした。誰か他の方のコメントをお待ちしております。(管理人)
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原発と放射線量関連については、ここにコメントしてください。 福島県内の放射線量 海外の放射能拡散予測サイト集 http //matome.naver.jp/odai/2130197592769786501 -- 参考 (2011-05-15 14 00 48) 「被曝場」と化した学校・幼稚園 http //takedanet.com/2011/05/post_268d.html -- 中部大学教授 武田邦彦先生のブログより (2011-05-15 14 05 19) チェルノブイリ原発事故では10代以下の女の子が一番の被害者? http //rptechsakurai.blog136.fc2.com/blog-entry-208.html -- 参考 (2011-05-15 14 07 23) 原発事故では、事が済んでから重大な事実が公表されています。 http //www.asahi.com/special/10005/TKY201105120706.html だとすれば、また同じように何か重大なことがあって大急ぎで避難しないといけない状況でも、 すぐに知らされないままかもしれません。 ぼくたちのためにもよく考えてみてください。 -- 将来生まれるはずの、あなたたちの子ども (2011-05-15 14 19 46) 【放射性物質による外部被曝、低レベルでは大きな個人差 放射線とからだ】 http //s.nikkei.com/kq2YFK >低いレベルの放射線は浴びてから数年~数十年後に >症状が表れることもあるほか、個人差も大きい。 (中略) >そのため、放射線の影響でがんを発生したと判断するには、 >被曝してから、がんの発生率が有意に上昇したとする結果が出なければ >原因だと断定しにくい。 低レベル放射線量の影響には個人差があります。 平気な人もいれば病気になる人もいます。 自分がそのどちらであるかは数年から数十年たたないとわかりません。 「ふくしま総文」のずっと後で、当時の高校生たち、またはその子どもたちが、 何らかのつらい思いをするようなことになっても「関連性なし」とされる可能性が高いでしょう。 -- 2011/5/8付 日本経済新聞より (2011-05-15 14 45 03) 【福島県でお子さんをお持ちの方々へ: 避難という決断とその支援について】 http //fukugenken.e-contents.biz/information01 -- 早尾貴紀さん(東京大学研究員)のメッセージより (2011-05-15 15 05 07) セシウム低線量被ばくの実態 『NHKスペシャル|汚された大地で〜チェルノブイリ20年後の真実〜』 (文字おこし) http //blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65733931.html -- NHKスペシャルより (2011-05-15 17 14 24) 【NHK教育テレビが原発汚染の真実を放送 思ったより日本はまずいことになっている】 http //alfalfalfa.com/archives/3289260.html -- 2011-05-15 NHK教育で放送 (2011-05-16 11 22 21) 『放射線被ばくに関して:近藤誠・慶応大』 http //smc-japan.org/?p=1173 -- 一般社団法人サイエンス・メディア・センター ・(社)SMC (2011-05-17 15 16 14) なぜ子どもの被曝をさけなければならないか。 http //blog.livedoor.jp/tokiko1003/archives/2701962.html -- 参考 (2011-05-17 22 08 39) 【福島市の放射線量】 http //4travel.jp/traveler/misimadaisuki/album/10567350/?cid=twitter -- (フォートラベル) (2011-05-17 22 10 25) 【合唱で有名な福島・安積黎明高校作成の線量値が詳しすぎる。先生Good Job!】 http //www.monipo.net/blog/radiation/asaka-reimei/ -- 参考 (2011-05-18 14 25 46) 【放射性物質蓄積マップ】 http //www.weatheronline.co.uk/weather/news/fukushima?VAR=radiationoveraccu -- イギリス気象庁 (2011-05-18 14 52 30) 【[郡山市]庭の汚染土(ガイガーカウンターがやってきた!!)驚きの11.33μsv/h】 http //savechild.net/?p=816 -- 名無しさん (2011-05-19 11 35 14) 武田邦彦 (中部大学) 科学者の日記110520 「被曝量と健康」の基礎 http //takedanet.com/2011/05/110520_64bb.html -- 名無しさん (2011-05-20 13 52 37) なまえ コメント
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きえてるほうしゃせん【登録タグ CD CDき solpieCD 全国配信】 前作 本作 次作 幕末浪漫 消えてる放射線 大夢宮 solpie 発売:2014年7月30日 価格:¥150(税込) 流通:配信 レーベル:KARENT ジャケットイラスト:SolPie iTunes Storeで購入する CD紹介 solpie氏の1曲入り配信シングル。 表題曲は「消失的輻射」のタイトルでPIAPROで発表されている。 KARENTレーベルよりダウンロード販売が行われている。 曲目 消えてる放射線 (feat.初音ミク) リンク KARENT:「消えてる放射線」 PIAPRO コメント 名前 コメント
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長崎大・山下俊一教授の『語録』 「100ミリ以下は安全」放射線アドバイザー山下俊一氏に苦言殺到 Our Planet TVhttp //www.ourplanet-tv.org/?q=node/1037 (引用開始) 福島県放射線健康リスク管理アドバイザー・山下俊一長崎県大学教授が、就任以降、福島県内のメディアや講演で、「100ミリシーベルトは大丈夫。毎時10 マイクロシーベルト以下なら外で遊んでも大丈夫」と発言してきたことに対し、3日に福島県二本松市で開催された講演会で、住民から次々と厳しい意見が飛ん だ。 また「将来、子どもたちに何か影響があった場合に、責任がもてるか」との質問に対しては、「将来のことは誰も予知できない」とした上で、起こった病気が放射線のせいかどうかを調査するには、福島県民全員による、何十年間もかけた疫学調査が必要と回答した。 (引用終了) 動画 前半講演 http //www.youtube.com/watch?v=7364GahFWKI feature=related 後半質疑応答 http //www.youtube.com/watch?v=ZlypvPRl6AY feature=related 質疑応答(一部抜粋) 質問:先生にも覚悟をもっていただきたい。安全というなら、お孫さんを連れて砂場で遊んで頂きたい。 山下:もし私がそれをしたら信じてくれますか?私は基本的に被ばく二世で、親戚ろうとうみんな原爆で亡くなりました。親たちの代は私たちを連れて、みんな汚染された水を飲み、復興してくれました。広島の方々も一緒だと思います。他にチョイスがない、逃げられない人たちはそこで自分で自分の道を切り開いていったんですね。もちろん、今、住職さんの言われた私への期待は重いほどよくわかります。私がそれに応えて、孫を連れてきて砂場で遊んで、みんなが信じてくれるのだったら、お安い御用だと思います。私は住職さんとのお約束を守りたいと思います。 質問:これまで、福島は安全です。安全ですと言い続けてきたが 将来、子どもたちに何か影響があった場合に、責任がもてますか?イエスかノーでお答えください。 山下:基本的に大切なことは、将来のことは誰も予知できないんですね。神様しかできないんです。彼の質問に答えるには、膨大な数の疫学調査がいるんです。 起こった病気が放射線のせいかどうかを調査するには、福島県民全員の協力が必要となります。 正しい診断をし、正しい経過を把握するには、何十年間も必要なんです。数年、5年、10年ではなかなかその結果はでない。そのレベルの話ですので残念ながら、今の質問にはイエスともノーとも答えられません。 質問:市政だよりなどに、マスクもしなくても大丈夫だと先生の話が書かれていて100ミリ先生の言葉を信じて、戻ってきている人もいる。20ミリが最大だ、その下は自己責任になりますところっと話が変わっている。今までが間違っていたのか、話して欲しい 山下:これがみなさんの混乱の一つの原因だと思います。私は、みなさんの基準を作る人間ではありません。みなさんへ基準を提示したのは国です。私は日本国民の一人として国の指針に従う義務があります。科学者としては、100ミリシーベルト以下では発ガンリスクは証明できないだかた、不安を持って将来を悲観するよりも、今、安心して、安全だと思って活動しなさいととずっと言い続けました。ですから、今でも、100ミリシーベルトの積算線量で、リスクがあるとは思っていません。これは日本の国が決めたことです。私たちは日本国民です。 質問:文部科学省は、先生が100ミリ以下は安全だと言っているということに対し「指導する」と昨日、テレビで言ってましたよね。 山下:私は多分指導されるでしょう。甘んじてそれを受けなくはいけないと考えます。 質問:マスクはしなくていいんですか。先生は気休めだと言っている。 山下:はい、今の状況はまったくそうです。大気中に放射線ヨウ素はもうありません。ほぼ放射線セシウム137です。 衛生上、それをきちんとするということは、子どもたちに注意を喚起する用心するということでは非常に重要だと思います。ですから、私ともう一人の放射線アドバイザー神谷先生は、しっかりとそのことをご説明していると思います。 質問:布団は干しとか、洗濯物を外に干すのは大丈夫か? 幼児に対する日常生活の注意点は? 山下:こうした個別の質問、たくさんあると思います。当初は数字が提示されていませんでしたから、単純に10μSv/h以下になればそんなに心配はないですよ。1μSv/hだったら全く心配ありませんよ。その間は、明確な結論が出せずに、話をしていました。しかし国は20mSvをもって、3.8μSv/hというのを出しましたからやはり測って、それのレベルを遵守するということが重要になります。 私は皆さんとずっとお話して来た当初は、クライシスコミュニケーショんといって危機をいかに未然に防ぐかという話をきてきました。しかし、今日、皆さん方が来てよくわかるように、具体的にどうするか放射線とどう付き合うかということが、皆さんのメインのテーマだと思います。 先ほどの質問で「二本松は危険だから逃げろ」というのがありましたがとんでもない話です。今のレベルは全く心配ありません。その保証を、私の首をかけろというならかけますが、私は子どもたちよりも早く死にます。 もし文科省が私を喚問するのであれば、私はそれに行かなければならないと思います。ただ伝えたい根拠は理論ではありません。現実です。皆さん、現実、ここに住んでいる。ここに住み続けなければなりません。広島、長崎もそうでした。チェルノブイリも550万人もそういう状況で生活しています。そういう中で、明らかな病気は、事故直後のヨウ素による子どもの甲状腺がんのみでした。私はその現実を持って皆様にお話をしています。ですから国の指針が出た段階では国の指針に従うと、国民の義務だと思いますからそのような内容でしかお答えできません。 今の環境庁がもし、年間20mSv以下であれば外に布団を干すということもご自由ですし、何もしても自由です。国がその線引きをしちゃったのです。線引きをした段階でちょっとでも超えると危ない、問題だということに対してじゃあこれをどう考えましょうか。 ということを私は皆さんと一緒に問おています。お母さんのご心配も十二分に分かります。でも、この二本松で、3.8mSv/h以下であれば、そこで干そうが子どもを遊ばせようと問題ないと思います。 質問:私は学校に勤めていて、文科省が出した3.8mSv/hという基準に悩んでいる。もうヨウ素はないと言われているが、土壌の検査の結果では、ヨウ素6200ベクレル、セシウムは16900ベクレルある。飯館はホットスポットだが、それ以外で見ると中通の線量が高いが線量が非常に高かった3月15日頃、みんな知らずに、マスクさえつけなかった。年間20ミリシーベルトという指針が出されているが文科省の累積に3月23日までの線量、内部被ばくも入っていない。 年間20ミリシーベルトになるのではないかと心配だし、その基準にも疑問。山下先生はアドバイスをする立場にいるので県なり、文科省なり、行政に私たちが安心して暮らせるようなアドバイスをしていただきたい。 山下:過去の積算が出されていないというのはまさに仰る通り、3月12日から3月いっぱいのデータも当然公開されると思います。それを踏まえた上で、20mSvについて安全か、安全でないか議論されます。 そして今すぐ何ができるかという問題を提言されました。残念ながら、この福島の中通り地区も、みんな汚染をしました。放射線物質が降り注いだという非常事態にあります。その渦中で、そういう措置をすることがすることが本当に適切か。自分のところだけで済まない、多くの方々の対応をどう統合していくかということを早急に多分、教育委員会や県、国が対応して回答を出すだろうと思いますのでこれはしばらくお待ちいただきたいと思います。 質問:国の基準に従うしかないというお話をされたのですが、先生は、県を通して国に提案する立場にはないでしょうか。 山下:直接国に話をできます。話をしています。 長崎大・山下俊一教授の『語録』